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漢方薬って? |
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「漢方薬」というのは明治時代に作られた日本語です。数千年前中国生まれ発展した医学体系を日本の環境に合わせてそのまま使ったりアレンジされたものです。 |
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漢方薬の原料は? |
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漢方薬とは本来は一つ一つの薬草や動物の部分を言うのではなく複数の生薬を混ぜたものを言います。漢方薬の原料は生薬と言います。生薬というのは植物・動物・鉱物の一部(植物なら根・葉・種子など)や全部をそのままあるいは加工(乾燥・炙る・焼く等)したものを言います。 |
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漢方薬は煎じないといけないの? |
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漢方薬はいくつかの形があります、生薬を粉末にした「散」散を練り固めた「丸(がん)」生薬のエキスを常温や高温で水に浸出させた「湯(とう)」またそのエキスを加工して顆粒や錠剤・軟膏にしています。 |
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漢方薬と民間薬の違いは? |
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身近な植物を健康増進や矯味に主に一種類だけを使うのが民間薬で、東洋医学の理論に基づいて処方されたのが漢方薬です。漢方薬は一定の考えによって処方され基本的には複数の生薬が配合されています。 |
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漢方薬の効き目があらわれるのにどれくらいかかるの? |
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もちろん症状によってまちまちですが、急性症状では短時間で、慢性症状では長期間かかります。 |
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漢方薬の服用は? |
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基本的には食間(食事と食事の間)や食前(食事の約30分前)に飲むのが良いとされています。また、服用には常温の水か白湯にといて飲むと効果的です。 |
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漢方薬はどんな人に向いているの? |
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漢方薬は体の恒常性を調節し自然治癒能力を引き出し、全身の状態をよくします。本来はどのような方にもご服用いただけます。ただ急性で重症の方や外科手術が必要な方は当然病院等の治療を優先した方がよいでしょう。 |
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漢方薬に副作用はあるの? |
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全くないとは言えません。薬の成分に対してアレルギー症状が出たり、使い方が適切でなければ内臓の障害が起こることがあります。 |
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同じ病気なら同じ漢方薬が効くの? |
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漢方薬は同じ病気でも服用する薬が違うことが多々あります。これは証(しょう)と言って体格や体質が違うと適合する漢方薬が違います。同じ病気だからと言ってご自分の余った漢方薬をお譲りするのはお控え下さい。 |
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長倉の漢方薬の特徴は? |
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長倉製剤の特徴のページをご参照下さい。 |